【ビコリム戦争】

【ビコリム戦争】
1640～41年、「ポルトガル」と「インドのマラータ王国」の間で起きた戦争。

インドのゴア地方、およびゴアの北部地方、
とくに「ビコリム地方」でおきた戦争を指す。
「インドのマラータ王国」は、
マラータ・エンパイアの統治者「Shivaji Bhonsle」により、統治されていた。


【ビコリム戦争】
「5年5ヶ月25日(2007年7月4日～2012年12月29日まで)」の長い期間、
「wikipedia」に掲載されていた架空の戦争。





【wikipediaで有名なのが】
2007年、アメリカ・バーモント州・ミドルベリー大学・史学部の「島原の乱」についてのレポートにおいて
「イエズス会が反乱勢力を支援した」という記述が多かったことである。

「イエズス会が反乱勢力を支援した」という文献や資料は無く、
歴史学的には「イエズス会が反乱勢力を支援した」という事実は認められていない。

しかし、wikipoediaに「イエズス会が反乱勢力を支援した」と記載されていたため、
多くの学生が、これをそのままレポートに書き写した事件である。


【wikipediaに書いたのは誰？】
では、wikipediaに
「イエズス会が反乱勢力を支援した」と書いたのは誰だろうか？


【イエズス会とは】
島原の乱発生当時、
「イエズス会」は絶大な権力を持ち、世界中に宣教師を派遣していた。
もちろん、日本にも。

そのときの島原にも、「イエズス会」の宣教師がいたことは、
多くの歴史書に記載されているので、それは間違いないであろう。


【都市伝説】
多くの都市伝説本には、
世界のありとあらゆる戦争・事件の裏には、
「イエズス会が関与している」といわれている。


【wikipediaに書いたのは誰？】
wikipediaに「イエズス会が反乱勢力を支援した」と書いた人は、
この都市伝説を信じている人。

もしくは、

とても頭が良い人が、
「イエズス会が反乱勢力を支援した」と書いたら、
みんなが信じるだろうと思って、わざと書いたのであろう。